「………」 『………』 あたしは床に、悠ちゃんは机の椅子に座ったまま、沈黙が続いている。 どうしよう…なにから言えばいいのかな…。 “きのうの電話の人、誰?” とか…? “悠ちゃん、浮気してる?” いやいや、これはちょっと…。 心の中でもやもや考えていると、悠ちゃんが口を開いた。 『…真結?』