ねぇ、好き?




―――――…



「ん―…」



いつのまにか寝ちゃってた…。



瞼を冷やしていたタオルもぬるくなって、枕の横に落ちていた。



寝返り打ったときにずれたんだろうな…。



ゆっくりと起き上がり



ぼんやりした頭で、携帯を手にする。



「4時半かぁ…」



どんだけ寝てんのよ、と心の中でつっこみ、手櫛で髪を整えた。



あと30分…なにしよう。