ねぇ、好き?




…きた―っ!



「うん!いっぱいある!…悠ちゃんは、欲しいものないの?」



し…自然に聞けたよね…?



『俺?…そうだな―…』



両手をグ―にして悠ちゃんの言葉を待つ。



『時計かな』



「…時計?」



『うん、時計。使ってたやつがこの前壊れたからさ』



「そうなんだぁ」