ナツの誘惑




遊ぶ指先も

撫で上げる熱い舌も

どんどん新しい那都を誕生させた



ひとつひとつの声

その瞬間の感覚

同じ表情が繰り返されることはない




「ゃん…ぁ、っ」




なめらかな太もものラインを隠す裾衣が捲れ上がり

はだける全てがオレを引き寄せる




蝉が鳴いて

ミンミン ミンミン
うるさくて

オレの脳裏をかき乱すから




「篤志が…戻って来て…、探してるかもしれない…っ」


「いいんじゃない」


「展望台のことだって、知って…るから、……ここへだって来るかも」


「…その時はそのとき」





もう全部

どうだっていいんだよ





ハァ……



ハァ……