「ふ…んんっ」
オレが唇を塞げば、那都は期待通りの反応を見せて来た
甘く悶えて
しなやかに酔いしれて
それがオレにはたまらなくて
「経験が無いのくらいわかる」
「うん…、でも私ずっとドキドキしてたいんだもん。篤志じゃ足りなくて、でも緒斗くんと急ぎすぎるのも勿体なくて…」
「ふざけてるよな」
「えっ…きゃっ!」
腰に添えていた手をスッと引き寄せれば、那都は簡単に後ろに倒れ込む
わずかに崩れた髪が
ベンチの端を流れ
帯をグッと緩めれば
大きく開けていた襟はあっさりと剥がれ落ちた
そして暗闇に映える、白い肩
「ゃ、っ…」

