「おはよう…」
「おはよ、茗!てか暗っ」
「どーしたの?」

「定期なくなったの…朝探してもなくてさあ」
「あらら、止めてもらった?」
「うん。一応〜…」
「そりゃ災難だったねえ」


朝からテンション
下がりまくりだよ…

ガラッ
「愛内さんっている?」
「え、茗なら…茗!」

私は机に伏せていた
顔をあげた。

え?

そこに居たのは前川君。
なななななんで!?

「ちょっといい?」
「え、あ、はい!」

陸チャンと舞桜の不思議な
視線を感じつつ
私は前川君に付いていった。