ドンッ
誰かにぶつかった。

「ごめんなさいっ!」
「あ〜…大丈夫」

この声はっ!
もしやまさかの…
あの人だっ☆
運命ですか、私達っ!

でも私が声かける前に
向こうは早々と廊下を
歩いていってしまった。


「あれって隣のクラスの前川って奴でしょ?暗っ」
「根暗オーラ漂ってるねw」

…隣のクラスなんだ。
…前川君って言うんだ。
…てかかっこよすぎっ☆

「あの人だよ!王子様!」
「…え、前川のこと?」
「そうっ!!超かっこいい…」
「あいつの事なの!?止めときなって…暗いよ?」

誰がどう言おうと
私は前川君がすきっ!

さっそくリサーチ開始っ♪