それはさかのぼる事
昨日の話です…


[昨日]

予約したCDとって帰ろ♪
とルンルンだった私…

そんな時に
「あ、愛内丁度よかった」

ゲ、中原先生…

「愛内、会議入っちゃったからこれ貼っといてくれ」
「え、」
「よろしく頼んだ!」
「ちょ、先生!」

中原先生は私に大量の
ポスターを渡して逃げて
行った訳…

最悪!早く帰りたいのに…
と思いながらも
偉い私は作業に
かかったんです。



次々とポスターを貼っていく私。
後01枚だって時に限って
身長足りなくて届かない…

どうしよう!と困ってた
そんな時でした…

「貸して」
ポスターを私の手から
取って貼ってくれた人が。

「あっ、ありがとうございました…」
軽く照れながら深々と
お礼しました。

そんな私を見て一言。
「背、ちっちゃいな」
その人は夕焼け色に
染まった廊下を歩いて
いきました…


「…と言う訳!」
「で、何?その人に惚れたっつーこと?」
「That's right!」

「単純だね(笑)」
「うるさいっ!とにかくその王子様を探すのっ☆」


絶対見つけ出してやる!!