第二ボタンと春の風



う………


うわああああん!





……安藤はいつも強引だ。


私はほとんど追い出されるように
背中を押されるがままに校門を出た。




ぶっちゃけ、

石井の家は私の家の向かいの通りにあるから、目と鼻の先って言っても言いすぎじゃない距離しか離れてない。


クリーム色の壁に濃い水色の屋根の、
最近リフォームしたばっかりのおしゃれな家だ。


「……き、来ちゃった……
小3ぶり」


見上げてみると、
カーテンの閉まった部屋があった。

あれが石井の部屋?