第二ボタンと春の風



「ラッピングってしてもらえますか?」


店員の茶髪のお兄さんに訊くと、
はい大丈夫ですよと笑顔で返してくれた。


「包み紙は赤と青ありますけど
どっちにしますか?」

「あ……青で!」





こうしてなんとかプレゼントを手に入れた私は、ぐったりとベンチに座った。


「おつかれさま~頑張ったね」

「安藤、
付き合ってくれてありがと……」

「あったりまえじゃん!
相方なんだから!」


バシン!と背中を叩かれる。

私は痛いなあ、なんて返しながら、
これを渡したら、
なにか変わるのかなあと考えてる。



ねぇ、

一生懸命選んでみたんだけど、

どうかな?