第二ボタンと春の風




私と安藤は順調に勝ち上がった。

途中危ないと思ったときもあったけれど、気合いと気力で押し返す。


真上で輝く太陽は絶好調。

無風、灼熱。






そして、太陽も和らいだ午後4時。


『6番コート…決勝戦。
西田中…相沢安藤ペア、有馬中…長浜結城ペア……』


放送が入って、
私たちは最後の舞台に足を向けた。