「真衣のこと知りもなしない癖に、ごちゃごちゃ言うなよ!!」 そんなこと言わないで…。 そして、あたしは今この言い争いを止めるべきだと思ったんだ。 でもどう止めていいか分からなくて、ついつい…。 「はいはーい。ごめんなさーい。」 って言ってしまったんだ。 この言い方がいけなかったのは分かっている。 あたしが全部いけないっていうのも分かっている。 バチンッ 気付いた時には、頬がじんじん痛んでいた。