「真衣のこと知りもなしない癖に、ごちゃごちゃ言うなよ!!」


「はいはーい。ごめんなさーい。」





キレた。



そして俺は絶対にしちゃいけないことをしてしまったんだ。





バチンッ





「「………。」」





咲夜の頬を叩いてしまった。



みんなの視線が俺と咲夜に集中する。



もしかしたら今までも向いていたのかもしれないけど…。



これ程までに視線を感じるのは初めてだ。