と言うわけで、夏祭り当日。 俺は咲夜と恋の浴衣の着付けをしている。 本当は自分たちでできる癖に、めんどくさいらしい。 「んで恋。結局誰と行くんだ?」 「パパン!!」 ……は!? 「父さん帰って来んのか!?」 「うん、きっとそろそろ―…」 「ただいま~!!」 俺達の父親が帰って来た。