というか、アイツは一体誰だ? 未だその謎は解明されていない。 だから私は淳樹とかいうやつの後を追った。 なんとかまだ間に合ったようだ。 アイツの後ろをアイツに気づかれないように忍び足で歩く。一応私は忍び足は得意なんだ。昔よく、幽霊みたいって言われたのを覚えている。 その私の幽霊感はまだ衰えていないらしい。