「あ、あはは…す、すいませーん!!!」 私は出来るだけ男の方を見ず、そそくさと男子便所を後にした。 もう行くことは絶対ないけどね。 私はおもいっきり走って逃げた。 もしかしたら、追いかけてくるかもっと思ったから。 ―ハァハァ どれくらい走っただろう。 周りに誰もいない。