『舞桜』


「それで、桜花ちゃんは、お昼ご飯どうするの?


……っっ!!」


笑顔で席を立ちながら桜花の席へと近づいたと思いきや、


いきなり蹲る香。




周囲は何事かと香に手を差し出し、大丈夫ですか、とそれはそれは丁寧に聞いてきた。


勿論、お前が何かしたんだろう、という責めの視線を桜花に投げかけるのは忘れずに。




でも、桜花はしっかりと見ていた。








香の足が、机に勢い良くぶつかるのを。