とにかく歩いてみた。



テク、テク、テク、テク_____。




「___いつまで続くの?」




そう、終わらない。

何処までも続いている。










「面倒臭い。」


零の性格がしっかりと桜花の人格形成に影響していると分かった瞬間である。



歩いてみたので零よりはまだましと言えるだろうが。



そろそろと下がってみる桜花。



この向こうが学園であろうことは何となく分かってきた。



何故なら。



こんな無駄な造りにするのは義影さんしか居ないという確信があるから。



『おっきい方が楽しそうじゃない。』


「ぜっっったい言いそう。

言いそうで怖い。

しかもニッコリって効果音付の笑顔で言いそう。」




しばし考え中。。。。