それからの晋作君は別段変わった所もなく、いつもと同じように勉強していた。
二時間ほどの勉強が終わり、今日の私の授業は終了。
晋作君は椅子に、私はベッドに腰掛けて話をする。
ふと時計を見ると、午後九時。
「お母さん帰ってこないねぇ」
私は呟くように言う。
晋作君はそれに答えるでもなく、ぼんやりとしていた。
「帰ってこなきゃ晩御飯食べれないね」
「その時はコンビニにでも行って弁当買って来ますよ」
笑う晋作君。
こうやって笑顔を見せると、晋作君は本当に年相応の、可愛らしい感じさえする少年だった。
二時間ほどの勉強が終わり、今日の私の授業は終了。
晋作君は椅子に、私はベッドに腰掛けて話をする。
ふと時計を見ると、午後九時。
「お母さん帰ってこないねぇ」
私は呟くように言う。
晋作君はそれに答えるでもなく、ぼんやりとしていた。
「帰ってこなきゃ晩御飯食べれないね」
「その時はコンビニにでも行って弁当買って来ますよ」
笑う晋作君。
こうやって笑顔を見せると、晋作君は本当に年相応の、可愛らしい感じさえする少年だった。


