「ごめんねー、遅くなっちゃって」
早速中に入る私。
「いえ…でも今日は来ないのかと思っちゃいましたよ」
苦笑いしながら、晋作君は玄関のドアに鍵をかけた。
ガチャン、と。
ロックの音がやけに耳に残る。
「さ、行きましょうか。先に僕の部屋に行ってて下さい。コーヒーと紅茶、どっちがいいですか?」
「あ、えーと…じゃあ紅茶を」
言いながら、私は廊下を歩く。
…何だろう、家の中が妙に静かだった。
「ねぇ晋作君」
前を歩く彼の背中に話しかける。
「今日は…お母さんは?」
早速中に入る私。
「いえ…でも今日は来ないのかと思っちゃいましたよ」
苦笑いしながら、晋作君は玄関のドアに鍵をかけた。
ガチャン、と。
ロックの音がやけに耳に残る。
「さ、行きましょうか。先に僕の部屋に行ってて下さい。コーヒーと紅茶、どっちがいいですか?」
「あ、えーと…じゃあ紅茶を」
言いながら、私は廊下を歩く。
…何だろう、家の中が妙に静かだった。
「ねぇ晋作君」
前を歩く彼の背中に話しかける。
「今日は…お母さんは?」


