十五の妄影(もうえい)

もしリセットボタンを押す事が苦しくて、辛くて…。

そんな時は晋作君、私がついていてあげる。

やり直し、私も一緒に付き合ってあげる。

君は孤独じゃない。

孤立なんてしていない。

そう胸を張って、誇りを持って言えるように。






誰も自分を受け止めてくれない。

そう思っていたあの十五歳の日々が、決して無駄にならないように…。