深く深く、淀んだ奥底に沈んでしまっていた晋作君の心。

私が引き上げてあげる。

また温かな光の差す場所へ、連れて行ってあげる。

温もりの伝わる場所へ…。




晋作君の心の浮上が、始まろうとしていた…。