そう思ったら 急に過ぎていく 一秒一秒が愛しくなって 胸が少しきゅんと切なくなった きっとこれ以上に 人を好きになる事は もうないと思う 「陽菜、好き―」 ってもう一度言うと 陽菜はまた顔を少し赤くする 今まで言えなかった分の “好き” を今陽菜にたっぷり 伝えよう 今日が過去になってしまう前に