あたしたちはそのあと、体育館のそでで先輩を待つことにした。




コンサートでアイドルの出待ちする気分♪



ドキドキして、憧れの人に会えるようなウキウキ感があった。



何分ぐらい待ったかな?



ゾロゾロと他のバスケ部員たちが出て行く。



先輩は見当たらない。



とうとう列の最後の人が出てきた。


なんでいないんだろう?




「あの・・・高木幸祐は・・・?」




花音が最後の人に聞いてみる。




「あぁ、幸祐ならまだ体育館だよ」




そう言って男子バスケ部の部室があるほうを指差した。




「ありがとうございます」




あたしたちはお礼を言って部室のほうに向かった。




コンコン・・・



ノックしてみる。


するとすぐに返事があった。




「はぁいどうぞー」



聞き覚えのある先輩の声。