あたしたちが席に着くのと同時に試合開始のホイッスル。



ピィーーーーーー



ジャンプボールで始まった試合。


本格的な試合でもないのにみんな気合が入ってる。



まずはうちの高校がボールをとった。



体育館の床がシューズでキュッキュッとなってる。



ギャラリーからは歓声が飛び交う。


「幸祐くぅん」

「がんばってぇ」

「キャー高木先輩~」



・・・!?


よく見ると他校の制服の女子生徒が先輩の応援をしてる。





「・・・?なぜ?」




制服はうちの高校の制服ともう一つ他校の制服だけ。


その他校の女子生徒は多分うちの高校と試合してる高校の生徒。


もしかして・・・先輩目当て!?


さっきから他校の応援を耳にしてないあたし。


絶対にそうだ・・・


「高木先輩ってモテるんだね」


なんて言ってみる。


「まぁね・・・」


って花音の答え。



そのとき先輩にパスがきた。


その瞬間いっきにふえる応援