生徒会長VS幼なじみ

しばらく何も言わずに花火を見ていた


その間も佑樹の手は私の手を離さない


花火が終了したのか周りがざわめき始め、皆が出口を目指している


「帰るか…な…」


「うん…」


私は佑樹に引かれるように立ち上がり、遊園地を出て前のバス停に向かった


時刻表を見る間もずっと手は握られたまま


「調度良い時間にバスが来るように出来てんのかな?後5分だ」


「乗り間違えとかない?」


私は和真とのことを思い出し、慎重になる


「大丈夫!」


佑樹は時刻表の一番上に書かれている行き先を指でトントンした