生徒会長VS幼なじみ

「俺、イイ気になってねえけど、ファンクラブが出来て以来、実際、彼女も作れないんだって思ってさ…」


「そうだよね」


私は階段の角にあった石を摘まんで指先で触った


「だから試しに俺の彼女ってことで…無理?」


「え〜無理無理!いきなりだし」


私は石を強くいじりながら答えた


「何でだよ!お前しか頼めるヤツいねえし、さっきファンの前で言っちまったからな〜」


そう言うと東條は海の方へ歩き出した


そうだった…


生徒会室を出て皆の前で言ってた


で、私も返事したんだ


東條の彼女に?フリだけど…


嫌いじゃないし、仕方ないんだよね


本当の彼女じゃない、フリなら佑樹もわかってくれるよね?