生徒会長VS幼なじみ

「おい!愛羅…待てよ」


和真が追い掛けてくる


たくさんの人前で怒鳴るなんて出来ない私は、無口でスタスタと歩いた


「愛羅〜デザートおごるから、機嫌直せよ」


私の前に来て行く手を阻む


「バカじゃないの?」


和真は人がいるにもかかわらず、私の手を掴む


「恥ずかしいから離してよ」


振りほどこうとしても、さすがテニスで鍛えている握力


簡単にはいかない


「話聞けって…」


和真はデパートの外に出て、なるべく人が少ない隅に私を連れて行った