生徒会長VS幼なじみ

考えながら、ふと景色に目をやると、あれ?見たことない景色…


私はチャリの後ろから周りの景色を見渡し、いつもの道じゃないことにようやく気が付いた


和真ドコに向かってんのかな?


「ね、和真!ドコ行くの?」


和真に聞こえるように大きめの声で聞いた


黙ったままチャリを漕ぐ和真


聞こえてないの?嘘でしょ?無視してんの?


「ねえ…和真ったら!」


私は片手で和真の肩胛骨辺りを軽く叩いた


「ん?何?」


和真はチャリを止めて振り返った


ドキッ…


「ど、どこに行くの?」


振り返った和真の後ろ右斜め45℃の角度


右目の端で私を見る和真の顔が、不覚にもカッコ良くて見惚れてしまう


「内緒…」


そう言って軽く笑い、またチャリを漕ぎ始めた