それから美沙ちゃんを落ち着かせて教室に戻った
扇風機もエアコンもない部屋はとても暑苦しくて頭がボーっとしてしまう
先生の声なんて全然頭に入らない
太陽君は教科書もってないからまた机をくっつけて見る
隣を見るたびに太陽君と目があうのが照れくさい
そのたび太陽君は笑うから
胸が苦しくなるんだ
「ひま」
その声で目が覚めた
「えっ…!」
私…寝てた!?
時計を見るととっくに授業は終わってる時間
「おはよう」
「…おはよう」
授業中に寝たのなんて初めて…
「ひまよだれ垂らして寝てたよ。」
思わず手で口元を触る
「たっ垂らしてないもん!!」
そういって机の上に散らばっている物を片付けた


