外に出ると同時に大きく息をすった 「あ!ひま発見!」 振り返るとそこには太陽君 暑そうに手で仰いでいる 「太陽君!あれ?秀君は?」 「秀なら先生とどっかいった」 「そっか。試合どうだったの?」 「俺の勝ちー!!」 太陽君はとても嬉しそうな笑顔を見せた 「すごいね!」 「そんな事ないよ!!」 「太陽君はサッカー部に入るの?」 「うん!そのつもり。ひまは?」 「私は特に…」 今まで2年間何もやってこなかったし… 今更…