夏休みも残るところあと3日

宿題を終わらせた私はテスト勉強をしようとするとメールがきた

美沙ちゃんからのお助けメール。



“アオ!!助けて!!”



とだけ書いてあるメールを見ながら美沙ちゃんの家に向かった

美沙ちゃんの部屋に行くと秀君がなにやらスパルタで教えていた

すぐに私は状況を把握した



「秀が怖いよぉ!助けて~~!」

美沙ちゃんはシャーペン片手に私に抱きついた

「美代子さん(美沙の母)によろしくって言われてんだよ!」

「うわぁっ!ママめ!余計な事を~~!」




「…みっちゃん?ちゃんと勉強しないとご飯ぬきよ?」

私の後ろから声が聞こえ振り返る

そこには小柄でくりくりおめめの美沙ちゃんママ

美沙ちゃんには全然似てない

美沙ちゃんママはゆっくり美沙ちゃんに近寄った