太陽君がピキーンと固まる そこにはお父さんの姿 私の体を離し太陽君は頭を下げた 「すいません!」 「そんなにならなくても平気だよ」 お父さんは笑いながらそういった 「・・・はは」 苦笑いをする太陽君 そんなにキンチョーしなくてもいいのに・・・ 「太陽君、チョーウケる!」 「お父さんいい人だぞ?」 「いや、キンチョーするだろ!」 「あっ!時間!」 「えっ!わっ!入学式から遅刻なんてイヤ!」 「急げ~~!」 私達は走って電車に乗り込んだ