「行ってきます!」 「いってらっしゃい。じゃあ後で行くから」 「うん!」 私は急いで靴を履いた そして玄関を勢いよく開ける そこには見慣れた3人の顔が 「アオ遅い!」 そうやって腰に手をつく美沙ちゃん 着崩した制服がよく似合う 「アオちゃん、久しぶり」 秀君は笑顔で私に手を振った ビシッと着た制服が秀君っぽい 「葵、おはよっ!!」 太陽君はそういって私に抱きついた 金髪っぽい髪と紺色の制服がカッコいい 「おはよう」 私の後ろから低い声が聞こえた