そして家を出ると太陽君がしゃがみこんだ 「キンチョーした・・・」 「ご苦労様。・・・嬉しかったよ」 「うん・・・高校卒業したら言うつもりだから」 そういって私の手を握った 太陽君の目は凄く真剣 「・・・待ってる」 私のその言葉に太陽君は立ち上がり唇を重ねた チュッと音を立てる 顔が赤くなるのが分かった 「かわいっ!」 そういって私を抱きしめる 私は太陽君の胸に顔をうずめた