「連絡したの?」
「したよ。日曜日に会うことになった」
「そっか・・・」
母ちゃんはそういって麦茶を一口飲んだ
「会ってみて一緒に暮らしたいって思ったらあっちにいってもいいんだからね」
一緒に暮らしたいか・・・
1度俺を捨てた親とか?
どんな人かも分からないし・・・
確かに優しそうな人だったけど・・・
やっぱり会ってみないと分からない
そのあと父ちゃんも帰ってきて話をした
父ちゃんは俺の頭を撫でて風呂に向かった
俺と一緒に。
この歳になって親と入るのは何か・・・
途中から空木と棕櫚も入って男4人で風呂に入った
始めてはいる家族4人での風呂は凄く狭かったけどいい思い出になった


