「・・・葵、親の家行くときついて来て欲しいんだけど・・・」 1人じゃ勇気がいる・・・ 何か気まずいし・・・ 「わ、私?」 「うん。イヤならいいけど・・・」 「え、い、行くよ!」 葵はそう意気込んだ そこまで意気込まなくてもいいんだけど・・・ 「じゃあ電話かけるから」 俺はバックから父ちゃんからもらった場所に電話をかけた 『はい、もしもし』 女の人の声が聞こえた この人が俺の母親なのだろうか・・・ 「・・・もしもし佐々木さんですか?」 声が震えてしまう 葵は小さな手で俺の手を握った