「まっ!そういうことだから」



美沙ちゃんはクスッと笑い立ち上がった



「私はこれから恋に生きる女になるのよ!勉強?何それおいしいの!?」



「・・・一応受験生だからね?」



「何つまんないこといってんの!中学生活残りわずか!青春を楽しまないと!」



美沙ちゃん楽しそう・・・



その姿に思わず笑みがこぼれた



「・・・何笑ってんのよー」



「何でもない・・・」



「あたし達に隠しごとはなしでしょー!」



美沙ちゃんは私に抱きつきほっぺをつねった



「いはいいはい!」



「あっはっはー!」



階段を降り教室に戻った