「あたし、困らせるの分かってる。今までずっと幼馴染だったから・・・」
グスッと鼻水をすすり大きく息を吸った
「あたし秀が好き。秀が誰を好きでも秀が好きだから・・・」
あたしは顔を上げるのが怖くて下を見たままそういった
秀がどんな表情をしているのか気になる
でも怖い。
あたしは報われないなら“幼馴染”でもいいと思った
“幼馴染”ならずっと側にいれる
でも、それじゃダメなの
それだといつか側にいれない日がくる
さよならをしなきゃいけない日が来る
そんなのあたしはイヤだから
ずっと秀の側で笑っていたいから
・・・たとえ秀が誰を好きでも
「美沙、顔上げて」
あたしは秀の言葉に応じ顔をあげた


