「え!?泣いてるの!?」



オロオロとしながらアオはあたしを見る



「いや…何でも…」



あたしは首かけているタオルで涙を拭いた



「とりあえず1週間はしないよ」



「そうなの?」



「うん。だって告白してフラれたばっかだよ?」



「あ…ゴメンなさい」



「アオが謝ることじゃないから!で、アオは?」



「私は…なるべく早く!!」



「あははっ!頑張れー!」



あたしはそういって立ち上がった



部活に戻るためだ



「じゃ戻るね!アオも頑張れ!」



「うん!頑張ってね!!」



アオは大きくあたしに向け手をふっている



あたしも大きく手を振った



頑張らないとなぁ、あたしも



あたしは眩しすぎる太陽に目を細めた