秀君は私から離れ目線を合わせた 瞳は真っ直ぐで私はそらす事が出来ない 「アオちゃん…」 「はい…」 秀君の呼びかけに私は答える 何だろう… 「あ、のさ」 急に小さくなった秀君の声 「気づいてるかもしれないけど…」 5秒ほどの間があく 秀君の顔は真っ赤に染まった え…? 私は胸元を抑えた もしかしたら見えているのではないか、 そう思い確認したが秀君のブレザーでキレイに隠れている 「アオちゃんまじめに聞いて。」 「あ、はい…」 「俺はアオちゃんが好きなんだ」