「秀くん?秀くんはコーラでいいわよね?」 空気の読めないお母様が入ってきた 「お母さん…」 ホントなんつータイミング!!! 何で今…(泣) 「あ、いえ。お構いなく。今帰るんで」 秀はそういって立ち上がった 「あら残念。また今度きてね」 「はい。美代子さんのご飯おいしいんで」 「あら嬉しい♪」 そういって階段を駆け下りた あぁ…あたしの勇気が… あたしはため息をついた 秀はドアに手をかけ出ようとした 「美沙」 「ん?」 「俺、好きな人はいるよ」 秀は真っ直ぐな目であたしを見た