「え、でも…」
心配そうな目で私を見る太陽君
麗未ちゃんには「早く行け!」的な視線。
「大丈夫!家も近いから!じゃあね」
私は駆け足で家へと戻った
私は弱い
誰かに嫌われるのがイヤで人の顔色をうかがって生きてきた
そんな私は弱虫。
強くなんてなれないの
私は弱い、いつまでたっても。
自分で物事なんて決められない
断れない性格っていったらいいのかも知れない
でも、そんな都合のいいものじゃない
ただ拒絶されるのがイヤなだけ
嫌われるのが怖いだけ
でも…いくら明るくても怖いものは怖い
お父さんは帰って来てないだろうし…
とぼとぼと夜道を歩き進めた


