部室から出ると外はもう真っ暗だった
「真っ暗ですねぇ」
「そうだね」
麗美ちゃんが先頭をいく
校門から出るとくるっと一回転した
「太陽君!送ってくれませんか?」
「えっ、俺?」
太陽君は少し困った顔をした
「私の家こっちなんですよぉ」
そういって明かりの少ない道を指す
「俺もこっちだけど…でも…」
私をチラッと見た
私の家は2人とは反対
麗美ちゃんと違って人通りも多いし明るい
「大丈夫よねぇ?明るいし」
そういって私の目を見つめる
顔に「ってゆーか邪魔!」と書いてある
「う、うん」
苦笑いで私はその場を凌いだ


