あれは夢だったんだろうか……。 それとも本当にタイムスリップしたのかな……。 今でもわからない。 でもね……。 今でもアナタの温もりが、感触が、肌に残ってるの。 アナタが最後に見せてくれた優しい笑顔も頭の中に残ってる。 この桜の木の下で、私はアナタと出会った。 そして……。 恋をした――。 夢だったのか、タイムスリップだったのかわからない。 だけどね、1週間という短い時間の中で、アナタに恋したこと。 アナタと過ごしたことは一生忘れない――。