瞼が重い。 じっとしてたら倒れてしまいそう。 足元フラフラ。 酔っ払いのオヤジか!って感じ。 「桜子ちゃん大丈夫?調子悪い?」 多恵ちゃんに心配される始末。 「う、ううん。大丈夫」 苦笑いで応える私。 ただの寝不足だから。 私はフラフラのままいつものように和室へ向かった。