「まだ6時じゃないか。」
そう思って、布団に入っても目が冴えてしまって眠気が来ない。
「しょうがない。」
そう思い、一人で屋上に行った。
「やっぱり、少し肌寒いな。」
何となく、ボーっとしてたら、人間らしい人がこっちに近づいてくる。
「何なんだ!?」
その人は屋上に降りた。
よく見ると悪魔の羽が付いていた。
「悪魔・・・」
と小さくつぶやいた。
「一つ聞きたい事がある。」
「何ですか?」
俺は身構えをした。
「ミエルと言う女の子を知らないか?」
「ミエル!?」