二週間ぶりに帰って来たのは 原田さんと竜からの手紙だった 原田さんは ただ“必ず帰って来るから 待ってやってくれ”と一言言うだけだった 何の事かも分からず 私は 竜からの手紙を読んだ ―遥 しばらく 帰らない 勝手で 悪いな 俺の事は 待たなくてイイ 幸せになれ 星也― 短い手紙とクシャクシャになった札が10枚入っていた あまりにも突然過ぎて 涙も出なかった 日にちが増せば増すほど実感が湧いて 捨てられたんだと気が付いた