暑かった。

小学生の男の子を連れ、
駅から走って来た。


男の子の名前さえ、
まだ知らないけど、
楽しく、やってけそうな気がした。

このころまでは、
少しの不安さえ無かったと思う。

ただ、不安を認めたく無かったのかもしれないけど。