「おぉー!青がマネっぽい♪」


『マネだっつーの!少しは飛沫を見習いなよ。50㍍12回タイムキープ出来てたよ。』




私はやる気のない瑞稀に説教した。



「飛沫と比べんな。背泳ぎはクロークよりキツイんだよ。そんな事も知らねぇのか?」


瑞稀が私をデコピンして笑った。



でも………目が笑ってない。



瑞稀どうしたんだろ。




「青羽ー!1限目移動だよ?」



『うん。わかった。』



私は気になったけどあまり気に留めなかった。